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10月12日の日記

フリーソフトで商業ソフトの火種

最近、「オープンソースワールド」という本を読んでいます。

今まであまりよくわかっていなかった、フリーソフトオープンソースの違いなど、いろいろ勉強になります。

この中で、リチャード・ストールマンさんへのインタビューが乗っていました。

その中の、インタビュアーの方のセリフに、「フリーソフトで商業ソフトなんてあるんですか」というセリフがありました。

フリーソフトで商業ソフト。

興味深いテーマです。

僕自身は、フリーソフトのフリー、つまり自由という意味の中には、対価を支払う自由もあって良いのではないかと思っています。

しかし、このような考え方は、どうもあまり、一般的ではないようです。

僕自身は、有用なフリーソフトを見つけたら、是非お金を払いたいと思っています。(まあ、全然たいした額ではありませんが)

それは、そのソフトに対する感謝の気持ちでもあり、また、そのソフトがよりよくなることを期待してのことでもあります。

こういった行為がもっと一般的になって、フリーソフトを開発している人が、金銭的にも見返りを受けることができれば、その人がフリーソフトの開発に使える時間も増えて、フリーソフトがより便利になったりするのではないか、と思います。

しかし、このような考え方は、理想主義的すぎて、現実には難しいのかもしれません。

金をくれ、とまでは言わないまでも、寄付歓迎!というような姿勢は、みっともない、というか、かっこ悪い、というか、なんとなく忌み嫌われる傾向もあるのかもしれません。

ちなみに、このようなお金を払うときの感覚は、色々あるのではないかと思います。投げ銭と思って払う、おひねりと思ってはらう。カンパと思って払う。寄付と思って払う。チップと思って払う。同じお金を払うにしても、その中には色々微妙な違いがあるのではないかと思います。

海外旅行に行ったときに払う、チップのような感覚が、僕の感覚は近いです。

確かに、お金がからむといろいろと面倒なことや、うっとうしい問題が出てくるとも思うのですが、それでも、お金があれば、もっと自由にフリーソフトが開発できるようになる面もあるのではないかと思います。

確かに、お金のために自由にプログラミングできない、とかいうことであれば、それは嫌ですけれども。

このような考え方で運営されているサイトがあります。

それは、AnyWareです。(http://r-troops.com/

2001年から、対価を支払う自由に焦点を当てた活動をされていました。

でも、やっぱりなかなかそのようなムーブメントは現実には難しいようです。

最近、より現実路線のAnyWare+http://awplus.jp/)になりました。

シェアウェアも扱って、ポイント制も拡張して、地域通貨的なアプローチもされようとしているようです。

僕は、これにフリーソフトで商業ソフトの可能性を見出しています。

ただ、小さな火種なので、消えてしまうのではないかという懸念もあります。

この火が消えないように、僕も微力を注げれば、と考えています。